2011年12月26日月曜日

バランス

12月24日(土)~25日(日)にかけて、福田公園、JFEグラウンドにてピンナラジュニア杯が行われまいた。

岡山・四国合同チームではU-11とU-10の部門に出場しました。

今回は、U-10の結果をアップしたいと思います。

初日目(福田公園内陸上競技場)

高松(岡山) 0-1
陵南  2-3 
井原  1-5 

二日目(JFEグラウンド)

日生 0-2
真備 0-1
早島 3-0 
ディーオルーチェ高松 0-3

通算1勝6敗

今回、僕自身の大会テーマはチャレンジでした。
特に中四国・九州地方大会が終り、六年生が抜け3、4、5年でチームを編成するにあたって、新しいチームを念頭に置いて、大会に挑みました。
大会に参加するなら、まず、結果を優先すべきという批判の声も聞こえてきそうですが、今大会においては、チャレンジすることをテーマにしました。

理由としては、試験期間が終り、練習を始めて間もないこと、中四国・九州地方サッカー大会では二日間で3試合しかなかったので、出場機会が少なかった選手たちに、より多くの出場機会を与えてあげることが理由となりました。
決して思い出づくりや、義務的にださなくてはいけなくて、選手を出場させているわけではありません。
今大会は目先の勝利よりも今後のことを考えて、なるべく均等に出場機会が与えられるようにしました。
目先の勝利ばかり考えていると、その時は上手な選手ばかり出して、勝てるのでいいかもしれませんが、出場機会の少ない選手は育たないまま6年生になると、その時に、結果を出したい大会で結果は出ないというのが、僕自身の考えです。
特にウリハッキョは人数が少ないので、日本のクラブチームのように大勢の中から上手な選手だけを選出してチームを組めるわけではありません。ですから、幼い時は特に目先の勝利ばかりを気にせず、上手な子も、そうでない子も等しく育てていかなければいけないと思います。

なので、今大会はどの子もチャレンジできるような大会にしようと思いました。

何人かの選手にはいつもと違うポジションもやらせてみました。選手たちにはしっかり、伝えましたが、これから、6年生がぬけて、新しくなっていくチームで自分ができること、できないことをしっかり認識してほしいと思います。

ただ、今大会、僕自身が物足りなかったのは、試合に負けて笑っている子供たちの顔でした。やっぱり、勝ちたい気持ちはあるんです。負けたら悔しいです。しかし、ケロッとしている子供たちの顔に疑問を感じました。

目先の勝利ばかりおってもだめだとは思いますが、かといって、負け癖がついてもだめだと思いました。そういう意味でバランスをしっかり取っていくことが大事なんだと思いました。

今大会期間、寒い中、応援に駆け付けてきてくれた、保護者の方々、チョンマル コマッスンミダ。
来年も引き続き、応援よろしくお願いします。

2011年12月7日水曜日

中四国九州地方サッカー大会 写真



                      選手宣誓、クァッ・イルヒィ!!

初日
 




PKトーナメント
 



 二日目
  


            準優勝!!


 

優秀選手賞 パク・チャウォン!!  
                          ウン・スンテ!!
                  広島朝高サッカー部後援会特別賞
                         ハ・ユヒ!!




2011年12月5日月曜日

キッズ IN 中四国・九州地方サッカー大会

今回、中四国・九州地方初級部サッカー大会の一環として、ウリハッキョに通う幼稚園生から初級部2年生までを対象とした、試合が催されました。

今回はチームを2年生チーム、幼稚園&1年生チームと構成してJFEキッズさんと試合をさせてもらいました。

天候が心配されましたが、なんとか持ちこたえ試合を行うことができました。

今回は日本学校に通うウリハッセンや、四国から応援に来ていた2年生も含めて全員で26人もの子供たちが参加しました。

また、天候があまり良くない中JFEキッズさんから、たくさんの子供たちが参加してくれて本当に有意義な大会になりました。

結果は勝ったり、負けたりしましたが、泥んこの中で果敢にスライディングする子、シュートを決めた子、一生懸命走っては転んでしまった子等、見ていて大変、ほほえましかったです。

また、日本の学校に通うウリハッセンが来てくれたことも本当にうれしかったです。短い時間でしたが、お互いに交流を深められるいい機会になったと思います。

キッズの試合が終わった後には、ウリハッセン達に山陽テクノ社長の宋徳竜社長から子供たち全員に金メダルのプレゼントがありました。

子供たちは金メダルをかけてもらって本当にうれしそうでした。

今回、参加してくれた、日本学校に通うウリハッセン達、きてくれてチョンマル コマッスンミダ!!対戦相手をしてくれた、JFEキッズのみなさん。天候が悪いのに、試合をしてくれて、本当にありがとうございました。また別の機会があればよろしくお願いします。

そして、子供たちに金メダルをプレゼントしてくれた宋徳竜社長、チョンマル コマッスンミダ!!

これを機に子供たちがもっとサッカーを好きになって、サッカーを通していろんなことを学び、人間的に大きく成長してくれればいいと思います!!

キッズの試合を組むために協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

繋がり

12月3日(土)~4日(日)にかけて、第38回中四国・九州地方初級部サッカー大会が、岡山にて開催されました。

今回は倉敷市広江にある、JFEグラウンドで行われました。

Aチームに関しては前回のブログで報告しましたが、今回はB,Cチームの試合結果をアップしようと思います。

岡山・四国Bチーム(本選部門出場)

3日(土)
対 広島朝鮮A 0-3

対 北九州・山口A4-0  0-1

2戦2敗 Aグループ3位

4日(日)

北九州・山口B 5-1


岡山・四国Cチーム(育成部門出場)

3日(土)
対 広島C 8-0

対 北九州・山口・福岡合同 4-0

4日(日)
対 広島C 5-1

3戦3勝

優秀選手賞 ウン・スンテ

Bチーム関しては四国の先生が監督していたので詳細まではアップできませんが、4,5年生だけで、よく6年生主体のチームと戦ったと思います。BチームでAチーム相手に前半だけでも0-0と互角の戦いを繰り広げられたことは一つの成果だと思います。しかし、課題は得点チャンスが、あまりなっかたことだと思います。自分より身体能力が高い選手が多かったせいもあると思いますが、厳しいアプローチの中で、いかに質の高いパフォーマンスができるかが今後の課題と思います。

Cチームに関してはどの子も「伸びたな」と感じました。
特に3年生は、夏のコマチュックから見比べてみると、大変、上手になったと思います。

3年生に関していうならば、まず、四国のコ・キョンバン選手は積極的にボールを追いかけるようになり、トップスピードでドリブルしてシュートまで持っていけるようになりました。夏のころとはまるで別人だと思いました。

岡山のパク・サンヒョッ選手ボールを持ったら、前に行く意識がだいぶ出てきました。また相手が体をぶつけてきても、しっかりキープしていました。自陣ペナルティーエリア付近から、敵陣のペナルティーエリアまで、一人でドリブルしながら駆け上がった姿は忘れられません。

そして、優秀選手賞のウン・スンテ選手はトップに入って得点を量産していました。何よりもすごいと思ったのは、ボールの受け方がずば抜けてうまいということでした。また、得点を入れるんだという意識が誰よりも高く、アグレッシブでした。

なによりも忘れてはいけない、鳥取から急遽参戦することになった、キンサットゥ選手!
腰の状態が悪く、本来は見学だけという話でしたが、本人が熱望したことにより、Cチームで参加することになりました。夏のJ-COMカップ以来でしたが、今回でより一層交流を深めることができました。また、ドリブルにも光るものがあり、何回も得点シーンを演出していました。
今回は3年生が特に光りましたが、4年生も5年生も全員が頑張っていました。
これを機会にCチームのみんながもっとサッカーが好きになってくれればいいなと思います。

6年ぶりに岡山で開かれた大会でしたが、本当にいい大会になったと思います。
今大会、個人的にはただのサッカー大会というより交流が多かった大会だと思いました。もちろん参加した、ウリハッキョ同士の交流、山陰のキン・リョンドゥ、キン・サットゥ兄弟との交流、キッズのウリハッセンと日本学校に通うウリハッセンとの交流や、JFEキッズさんとの交流、そして、懇親会での地元、他地方の保護者の方々との交流…
振り返ってみると、これぞ日本に住むチョソンサラムの強みであり、武器でもある「繋がり」を広げる本当にいい大会になったと思います。

今回大会を運営するにあたって全面的に協力してくれたサッカー部後援会の役員の皆様、教育会会長、オモニ会のオモニ達本当にコマッスンミダ!!

2011年12月4日日曜日

悔しいです!

12月3,4日にかけて第38回中四国九州地方サッカー大会が倉敷市のJFE広江グランドで開催されました。この大会には岡山、四国、広島、山口、北九州、福岡の朝鮮学校が集い、二日熱い戦いを繰り広げました。

12月3日
対 広島B  16:0
対 福岡   4:1
対 北九州  2:0
Bグループ1位通過

12月4日 
準決勝 対 北九州 3:0
決 勝 対 広島   0:1

結果 準優勝でした。

個人賞ー優秀選手 パク・チャンウォン、プ・ジス
      広島朝高後援会特別賞 ハ・ユヒ
*広島朝高後援会特別賞とは将来の有望な選手に、より良い環境を与えてあげ、広島朝高サッカー部の強化を図ろうと、昨年度から始まりました。去年はウリハッキョのキン・ヨンソン選手を受賞し、今年の夏にACミランキャンプに参加しました。
  即ち、来年度ユヒにあった環境を作ってくれるということです。

結果は準優勝でしたが、この大会で子供達の成長を感じることが出来ました。
何よりも初日、中央大会で負けている福岡に完勝したことが、そのことを物語っていると思います。出足が早く、前でのキープがしっかりと出来ていたため、サイドからの攻撃を多彩に繰り広げることが出来ました。

6年生にとっては、最後の大会です。この大会で6年生の成長をひしひしと感じました。

岡山
チームを引っ張ろうと必死に声をかけ、体を張ってディフェンスしたキャプテン、クァッ・イルフィ選手、本当に一年間頑張りました。

長身を生かし、前でボールをしっかりキープし、積極的に勝負を仕掛けたチェ・スンリョン選手、間違いなく、一年間一番成長したでしょう。

持ち前の俊敏性とテクニックを生かし、中盤でしっかりボールをつなぎ幾度となく決定機を演出したパク・チャンウォン選手、優秀選手賞おめでとう!

四国
ディフェンスの要として、幾度となくピンチを救ってくれ、攻撃にも積極的に参加し成長を示してくれたクォン・テサ選手、本当にコマッスムニダ!

右サイドを果敢に駆け上がり、素晴らしい突破、正確なクロスボールを供給してくれたプ・ジス選手、優秀選手賞おめでとう!本当に素晴らしかった。

結果が伴わなかったのは、監督の責任でしょう。まだまだ詰めが甘いと言うことですね。毎試合毎試合、選手のモチベーションを高め、どんな相手でも瞬時に対応できるように、指導しなければいけませんね。決勝戦で序盤堅さが目立った選手達に、どのように声をかけるのか、また焦りが目立った後半、前線に蹴りこむ選手達にしっかりパスを回すように、どのような指示を出すのか、考えれば考えるほど、後悔すること多かった試合でした。
ポジェッション率、シュート数でも上回っていただけに本当に悔しいです。

今日まで一生懸命頑張ってきた選手達に対する、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、ここで後退してはいけませんね。常に前を向いて走り続けることが大事ですね。

今日の結果を真剣に受け止め、良い教訓としてもっともっと勉強したいと思います。

この大会を成功させる為にご尽力下さった、後援会会長をはじめ後援会役員の皆様方、子供達に温かいクッパを提供してくだっさた、オモニ会会長をはじめオモニ会役員の皆様方、また多方面でバックアップして下さった、岡山同胞ヨロブン、最後まで温かい声援を送って下さった、クァッ・イルフィ主将オモニをはじめ、すべてのサッカー部保護者ヨロブン!
チョンマルロ チョンマルロ コマッスムニダ!!

*写真が何枚かありますので、後日アップします。