2012年5月27日日曜日

ウリ トンム

アンニョンハシムカ!
5月26,27日にかけて大阪遠征言って参りました。
自分自身も選手達もクタクタで、ブログ更新を明日にしようかと迷いましたが、リアルタイムで二日間の感動を書き記そうと、今日頑張って更新します。

今回の遠征先は大阪福島朝鮮初級学校!

今遠征の目的は
①自立心を養う。②ウリ トンムの輪を広げる。③どこにいってもウリ ハッセンらしく行動する。④暑く体が重いときほど、相手より走って当たれる精神力を養うことに設定しました。

また宿泊形式がホームステイということで、礼儀正しく振る舞い、感謝の気持ちを忘れないことも目標に掲げました。

このホームステイ形式というのは実は自分自身も多々経験があります。

今から10数年前、静岡にいる時、中大阪、四日市の子を迎え入れたり、(四日市は相互行いました。)岐阜にお世話になったりしました。

また5年前、広島と城北が相互でホームステイをしあい、友情を深めました。(この関係は監督が変わった今も続いています。)

実は今回、大阪福島の監督である安相秀先生が、その時の城北の監督で、今回の遠征もお互い職場が変わっても、また交流を深めようと実現されました。
*彼とは大学の同級生でもあり、奈良時代の同僚でもあります。

書きたい事が山ほど有りますので、試合と生活とを分けて書きます。

まずは初日、如是小学校で如是FC,大阪福島、岡山の3チームで、約4時間ぶっ通しで練習試合を行いました。
結果は1勝3敗。バス疲れと暑さにまいり、完璧に足が止まってました。
今回の目標でもある、重いときにいかに戦うのかを初日から経験しました。(当然たくさん走らせました。)

二日目は8チームのトーナメント戦が行われました。その名も「朝・日親善サッカー大会 福島初級カップ2012」。

参加チーム;大阪福島初級学校、城北初級学校、大阪第4初級学校、伝法FC、浜JFC、奥坂FC、リバース

結果

対 奥坂   0:4 *下位トーナメントへ
対 リバース  1:0 チェ・ユリョン
対 大阪福島 2:1 チェ・ユリョン2

敢闘賞受賞! 優秀選手賞 チェ・ユリョン




最終試合で何とか目標は達成できたんじゃないかなと思います。当たり負けせず、最後までよく走りました。ユリョンに「この試合はどんなことがあっても、点数を入れろ。」とはっぱをかけましたが、見事素晴らしい2得点をあげました。

また二日目はソン・ヤンフン選手が良かったです。何よりも相手に向かって行く姿勢が良かったです。身体能力が高く、スタミナもある。彼を邪魔してるのは気持ちだけでした。
しかし今回は必死に当たり、普段あまりしないヘディングもたくさんしました。彼が開花されれば、また一つ恐ろしい武器が増えます。

最終戦は本当にみんな気合いが入っていました。この気持ちを維持させたいですね。

生活面ではやはり、ウリ トンムの繋がりがいかに大切なのかを感じました。遠く離れていても、同じウリマルを学び、民族心を培っていっているトンム達。最初はよそよそしかったけど、ほんの数分ですっかり仲良くなり、うち解けていくハッセンの姿を見ながら、ウリハッキョの大切さを感じざる得ませんでした。

キャプテンーハユヒ選手(最近、番長と呼ばれています。たまにヤゴルとも言われます。)は、去年中大阪のキャプテンであった、リ・ソンア(現在東大阪中級部のサッカー部在籍)さんの家庭にホームステイさせて頂きました。
ユヒの緊張しすぎた表情が今にも思い出され、吹き出しそうです。
しかし、彼女にとってこの一日は、非常に大きかったと思います。同じ境遇で少し憧れを抱いていたソンアオンニが、とても近く感じられたからです。ソンアさんの夢は共和国の代表選手だそうです。ユヒにとっても、近くに同じ目標をもって、今必死に頑張っているソンアさんの姿は、多大なる勇気になったことでしょう。

 

 

 

二日間貴重な経験をさせて下さった安相秀先生!
何不自由なく生活できるよう、また試合に臨められるように、物心両面のご支援を下さった大阪福島サッカー部保護者の皆様方!
少し遠くても、快くホームステイを引き受けて下さった、リ・ソンアさんのアボジ、オモニ!
選手達にウリ トンムの大切さを身をもって感じさせてくれた、大阪福島初級学校サッカー部の選手達!
遠征の足しになるよう、飲料水を準備して下さった前岡山朝鮮初中級学校サッカー部後援会 ムン・グァンホ会長!

本当にコマッスムニダ!!!

この遠征で選手達はまた一回り大きくなりました。選手達が感謝の気持ちを忘れずに、これからもウリハッセンらしく行動できるよう、日々努力していきます。

許正英

2012年5月22日火曜日

Jリーグ試合観戦

5月19日(土)にサンフレッチェ広島 対 ヴィッセル神戸の試合を広島ビッグアーチまで見に行きました。

普段、プロのサッカーを生で見る機会が少ないのと、<見るのも勉強>との思いで広島まで行ってきました。

結果は…

3-2でサンフレッチェ広島の勝利!

試合展開もおもしろく、なんといってプロの試合を生で見た子供たちは大興奮でした。

リョング君は到着する前から「今日は来てよかった!」と叫んでいました。(笑)













今回、試合観戦のために岡山朝鮮初中級学校の卒業生である、リ・カンヘン先輩よりチケットを準備してくださいました。
ほんとにコマッスンミダ!!

また、機会があれば見にいきたいですね^0^

2012年5月20日日曜日

全日予選二日目

アンニョンハシムニカ。
5月20日、全日予選の最終戦がJFE広江グランドで行われました。

結果

対 WING水島 3:1 チェ・ユリョン2、キン・チャンス

予選結果ー1勝1敗1分で惜しくも予選突破なりませんでした。

しかし公式戦で一勝出来たことは今後に繋がることでしょう。
今日の試合では何よりも勝つことを目標に掲げたので、ほっと一安心です。

良かった点は、サイドを使った攻撃が出来た事ですね。前半は右サイドからの得点、後半は左サイドからの得点がありましたが、選手達が意識的にボールをサイドに散らそうとしてたところが良かったです。また、タッチを少なめにし、速く展開できたのも良かったです。ボールを持っていない選手が速く動き出し、オーバーラップをしたり、くさびに入ったりして相手より先に動いたのが、良い展開に繋がったのだと思います。

個人ではまず、2得点のチェ・ユリョン選手が良かったです。
FWとしてしっかりキープしてくれたり、ボールを納めてくれました。また1対1で果敢に仕掛け、幾度となく好機を演出しました。ボランチに入ったときも考えながらポジションを取り、良いインターセプトをし、攻撃の起点になりました。

次に4年生のウンスンテ選手ですね。
後半からの出場でしたが、何よりもいつもより視野を広く保ち、くさびに入ってダイレクトでサイドに散らしたプレーが彼の成長を感じさせました。また前で必死にディフェンスし、相手にプレッシャーを与えていました。

克服点はディフェンスの軽さですね。
球際に弱く、二人でいって簡単に抜かれるというシーンが目立ちました。またサイドに散らされた時、中のマークが中途半端でピンチを招きました。
しっかりと当たれるように指導していかなければなりません。

来週は土、日にかけて大阪遠征です。

この遠征では
①自立心を養う。②コミュニケーション能力を高める。③他校との交流を契機に、ウリハッセンとしての自覚をより一層強いものにする。
という目標をかかげました。

今回の遠征では、大阪福島朝鮮初級学校サッカー部児童の家庭に、ホームステイさせて頂きます。選手達にとってより良い経験になるよう、また、掲げた目標を達成できるよう、一週間準備していきます。

大阪福島朝鮮初級学校のソンセンニム、ハッセン、保護者の皆様、ご迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします。

許正英

2012年5月19日土曜日

第1回サッカー教室

5月19日(土)に岡山朝鮮初中級学校グラウンドにて、第1回サッカー教室が行われました。

今学年度、初のサッカー教室なので何人参加するのかとても不安でした。
(去年までは少ない時は12~14人のときもありました…)

今回参加してくれたのは、なんと23人でした!!
予想を遥かに上回り多くのトンム達が参加してくれました。
本当にコマッスンミダ!!

23人の中には、今年から始まった児童教室(アドンキョウシル)を受講している、トンムも2人来てくれました。
児童教室に参加してるトンムが、ソンセンニ~ンと声をかけてくれたり、同じ学年のトンム達と一緒にサッカーをする姿をみて、サッカー教室を開催することに、もう一つ新しい意義を見出せたような気がします。

また、日本の幼稚園に通っている、オリニも参加してくれました。
これから、サッカー教室を通じて、日本の学校に通う児童や、幼稚園に通うオリニ達とウリハッキョの児童、園児達との交流の場になればいいなと思います。

今日は特に気温が高く、参加している児童、園児たちも少しバテ気味でした。

僕自身は幼稚園と、1年生の児童、園児を担当しましたが、幼い児童、園児に何かを教えることのむずかしさを改めて、思い知った1日でした。

次からは、まず子供たちが「サッカーが楽しい。」、「もっとやりたい。」と思えるようにいろいろ工夫していこうと思います。、
去年のサッカー教室は試合を含め4回しかできなかったんですが、今年は月1回は必ずしていきたいと思います。

これからも応援、よろしくお願いします。

朴長徳

2012年5月14日月曜日

復活!!!

5月13日(日)に朝青サッカー部のリーグ開幕戦が清音河川敷グランドで行われました。

チーム名:ピンナラFC








われらの監督! 誰よりも熱い監督です!!




結果は…




4-1で勝利!

得点者:パク・リュングァン

     ハ・チョンスン

     リ・ウンヒ

     リ・キョンジェ



実は、2年前いろんな事情で朝青サッカー部が、解散することになりました。

しかし、今回再復活することになりました。

以前は県リーグの2部で長年戦っていました。

今回からは備中リーグの2部…(涙)

一からのスタート。

でも、がんばります!

20代の朝青のパワーを発揮し、若い世代の活躍をアピールし、同胞社会を盛り上げ

ウリハッキョのためにできることを精いっぱいやっていこうと決めました!

今回、チーム立ち上げのために様々な方からの協力や暖かい応援をいただきました。

その気持ちに応えられるよう全力で、全勝で戦っていきます。

そして、いつかは今ウリハッキョでサッカーをしている学生たちが卒業してもサッカーが

できる場をつくっていきたいですね^^

これからも応援よろしくお願いします。



第2節  6月10日(日)

場所:JXグランド(水島)

時間:14:30 キックオフ

対戦チーム:トムキッズ







2012年5月13日日曜日

全日本少年サッカー大会 西部地域予選

5/13(日)に全日本少年サッカー大会西部地域予選が行われました。

第一試合 対 旭丘 0:4
第二試合 対 総社FC(B) 1:1 チェ・ユリョン

今回の目標は、今年度初公式戦ということもあり、予選を突破することです。
アップから気を引き締め、モチベーションを最大限に高め、初戦に挑みました。

しかし……、結果は……、惨敗……(涙)。

選手達はよく走りました。特に6年生がチームを引っ張ろうと努力する姿が印象的でした。

いつも遅いとどなられ、もっと走れとどやされる、我がチームのマスコット的な存在、ナンバー29!カン・リョング選手も、今日は気合いが入っていました。巨漢を生かし前で積極的にチャレンジしていました。 

相変わらずキャプテンーハ・ユヒ選手は、ガッツ溢れるプレーと重低音で皆を鼓舞し、周囲を驚かせました。(2,3人声をかけられました。)

守護神ーカン・ヒョグ選手は常声を出し、的確な指示を出そうと努力していました。またピンチを救う好セーブを連発していました。

テクニシャンーリ・ユジェ選手は、常にボールに近づき、攻撃の起点になりました。慣れないポジションをでも体を張り、必死にディフェンスしていました。

初戦、5年生の主力二人が早々と戦線離脱し、どうなることやら心配になりましたが、6年生が必死にカバーしていましたね。

思い起こせば2年前、6年生が入部してきたときは、正直頭を抱えました。3年間でどこまで伸ばせるだろうか?彼・彼女たちが満足行くような指導が出来るだろうか?対外試合でどこまで戦えるのだろうか?一学年下の後輩達が、人数も多く、それなりに能力も高い中、彼・彼女達が6年生になったとき、チームを引っ張れるのだろうか?

その当時抱えた不安は、本当に大きかったです。(気を悪くしないでね。)

しかし今、彼・彼女達の姿は、こんな不安など一瞬に吹き飛ばす程、頼もしく成長しました。(まだまだ物足りませんが……。)

……

今日は、彼・彼女たちにもっと要求を高め、この一年間飛躍的な成長を遂げられるよう、共に歩んでいこうと決心した一日でした。

来週もう一試合残されています。今年度公式戦初勝利に向けて、一週間鍛え直して行きます!!

許正英

2012年5月7日月曜日

中級部合宿

5月2日~4日まで学区制中級部サッカー部が合宿を行い、西日本招待大会に参加しました。

結果は以下の通りです。

3日 場所:琴浦中学校


①広島学区制 2-1 琴浦中  得点:チョン・スンギ(広島)  チェ・ユンギ(広島)
                       *チェ・キヨン(岡山)OG

②広島学区制 0-0 富山中

③広島学区制 4-1 備前中  得点:リ・チュリョン2(広島)  リ・ソン(広島)  
                         チャン・チュンス(広島)



4日 場所:早島ニュースポーツ公園

①広島学区制 0-0 早島中

②広島学区制 1-3 光南台中  得点:チェ・キヨン(岡山)

③広島学区制 0-0 高陽中


2勝3分1敗でした^^



朝6:30からお昼のおにぎりをつくりました。



 夕食は男教員手作りカレーを食べました。





たくさんの応援や協力 コマッスンミダ!

これからもよろしくお願いします!!



2012年5月4日金曜日

5月3,4日練習試合

5月3,4日にかけて、福田東スポーツ広場にて練習試合が行われました。
結果は以下の通りです。

対 FCOHTAKA      2:2 キン・チャンス2
対 ピースB         1:3 ク・スンセン
対 平島           0:2
対 ディーオルーチェ高松 1:2 チェ・ユリョン

対 芳明           2:0 チェ・ユリョン、チェ・ラグン
対 ネオポリス       6:0 ウン・スンテ、ソン・ヤンフン、チェ・ユリョン2、ハ・ユヒ2
対 日生           0:2
対 ピースA         1:2 ハ・ユヒ
対 鏡野           0:1 

二日間で9試合と過密日程の中、最後まで走り続けることを目標に掲げ挑みました。
初日は20分ハーフということもあり、最後の試合で足が止まりまったく動けませんでした。
二日目はそれでも最後まで走りました。

走ることによって、相手にもプレッシャーを与え、攻撃に転じたときも枚数が多く幾度となくチャンスが生まれました。

もちろんその他いろんな目標を掲げましたが、この二日間で選手達はまた一つ成長しました。

今回久々に沢山のゴールが生まれました。その中でベストゴールを二つ紹介します。

①まずは芳明戦で見せた。ユリョンのスーパーミドルシュート!!こぼれ球にいち早く反応し、ゴール前約20mの辺りから弾丸ライナーでネットに突き刺さりました。素晴らしかった。

②次はピースA戦でコーナーキックからユヒが頭で合わし入れたゴール!ヘディングシュートは初めてだったので、とても喜んでいました。


今回のMVPは……、ピョン・クィガン選手!!
彼はキーパーですが、今回一試合をのぞき全てフィールドで出しました。何と言っても怖さを知らない。どんな相手だろうが果敢に向かっていく姿は、本当に素晴らしかったです。また彼がボールを持てば、何かやってくれる予感がします。(たまにやらかすときもありますが……)
次回も頑張りましょう!

明日から二日間休んで、月曜日からは来週の全日本少年サッカー大会に向けて、今回の修正点を克服していきます。
より良い結果が残せるよう、策を必死に練り立ち向かっていきます。

許正英

2012年5月2日水曜日

コマッスムニダ!

去る4月28,29日の二日間にかけて、「ピンナラシニア杯」が岡山市カンコースタジアムにて行われました。

今年で二回目を迎えるこの大会には6チームが参加し、熱い戦いを繰り広げました。

28日に懇親会が行われたのですが、この懇親会にてピンナラ40のアボジ達をはじめ、呉東根FC(兵庫)・愛知高麗FCのアボジ達、岡山シニア選抜の方々から、我々岡山朝鮮初中級学校サッカー部の為に暖かい賛助を頂きました。

また、元共和国代表・呉東根氏の粋な計らいで、ピンナラ40と呉東根FCとのチャリティーマッチが行われ15、000円もの賛助を頂きました。

懇親会での賛助金と、このチャリティーマッチでの賛助金の合計は何と…

13万円!!

本当にいろんな方々の支えの中、サッカー部の活動が行われているんだと言うことを改めて感じました。

チョンマル コマッスムニダ!!

ご期待に応えられるよう、もっともっと鍛えて、サッカーを通じ立派なウリハッキョハッセンを育てていきます!!