2011年8月22日月曜日

適材適所

今回、8月20日から21日にかけて、大阪の堺ナショナルトレーニングセンターでJ:com Cupが行われました。
今大会には4,5年生で臨むことになりました。

試合結果

初日目

喜連東FC 0-4
摂津FC   3-2  得点:キン・サットゥ1 オク・ソンテ1 リ・レオ1
RIP ACE 0-4

結果 1勝2敗 3位グループ

フレンドリーマッチ
深井FC  2-2  得点:ク・スンセン1  リ・ヨンソン1

二日目

アイリスFC 0-1
深井FC   0-2
登美ヶ丘SC 4-1 ピョン・キガン3 リ・レオ1

結果 1勝2敗

2日間 2勝4敗 全24チーム中 17位

まず、今回の大会に参加するにあたって、尽力してくださった、土井さんをはじめとする大会事務局のみなさん、RIP ACEの森山さん、そして、宿舎で良くして下さった暮山さん、本当にありがとうございました。

今大会では新たな発見が多かったです。
子供達を適材適所に置くことによって、ゲームでの動きががらりと変わります。
練習過程において、子供達が何ができるのかを見抜きゲームでもポジションを決めなければいけないと思いました。

今回の新たな発見はなんといっても、今大会の得点王…

ピョン・キガン!!
 今大会最後の試合でハットトリックを決めました。
いつもは、キーパーとして活躍していますが、フィールドプレイヤーとして大活躍でした。
あの運動量はほかの子供達も見習ってほしいです。


そして…
今回、米子から参加してくれた金隼斗(キン・サットゥ)トンム!!
CFで得点も決め大活躍でした。


ほかにも、コン・テスのミッドフィルダ-だったり、ユジェのトップでボールをキープする姿だったり、オク・ソンテの交代10秒後の奇跡の同点ゴール等、今まで、あまり経験のないポジションをさせることによって、いい経験ができたと思います。

今大会、子供達にとっては、大きく3つの意義があったと思います。

1つ目は高いレベルのチームと試合ができたということでした。
特にRIP ACEは6年生かと思うほど、足元の技術がしっかりしていました。
しかも、運動量が多く、最終ラインでボールを回して、キーパーから逆サイドへの展開、ファーストタッチとボールコントロールの技術、トップスピードからシュートに持っていくうまさ等、対戦したときも思いましたが、二日目に笛を吹かせてもらったときもその技術の高さに驚きました。また、チームとして誰一人、サボることなく、しっかり連動して動いている「チーム」なんだと感じました。

2つ目は今回、4,5年生で試合に臨んだことにより、子供達の中に競争意識が芽生えだしたことでした。
今大会、4,5年生で出たことにより、ベンチに座る選手が6人いました。同じ練習をしてきたのに、スタメンに入れる選手、入れない選手が4,5年生関係なく出ました。
子供達はやはり、試合に出たがります。大会になると、なおさらです。
しかし、出れなければ、悔しいし、試合に出たいと思うものです。それをうまく利用し、これからもっと練習に励むようにするいいきっかけになりました。
今回、スタメンに入れなかった選手は、出れなくて「もう、嫌だ」と思わせるのではなく、「これからも、頑張って次こそは試合にスタメンででるんだ!!」という、強い気持ちを持ってほしいし、持てるようにしていきたいと、思います。

3つ目は米子から参加した、キン・サットゥトンムと交流を持ってたことでした。
米子遠征がいいきっかけとなり、今回の大会に参加してもらうことになりました。
米子遠征のときは、ホームステイ先が違う子供達はあまり交流を深められませんでしたが、今回はみんなと交流を深めることができました。
サッカーだけではなく、一人でもウリハッキョのトンムを増やすために、夏休みでつながった「縁」が切れないためにも、次の機会にもぜひ参加してほしいです。


今大会を振り返って思うことは、こうもレベルが違うのかと思いました。
そして、同時にどうして、同じ年代の子供でこうも技術が違うのかと思いました。
それは、日々の練習量、質、メニュー、子供一人一人に対するコーチングの質、そして、どういうサッカーを目指し、それを子供達にどう教え込んでいくのか、そこで、僕とは違う「差」があると思い知らされました。
その「差」はあまりにも大きく、乗り越えるには高い壁だと痛感しました。
はっきり言って、なにから、どう手をつけていけばいいのかわからない部分はあります。かといって、あきらめる気は毛頭ありません。

まずは僕自身が日々、勉強し、精進していくことが大事だと思います。
練習の結果が、試合をする子供達の姿だと思います。
根本から練習を見直し、どんなプレーを目指すのか、そのためにどんな練習を組むのかを考えなければいけないと、思いました。

今回、学生達の適材適所を見抜く力が足らないと思いました。
そして、僕自身が適材適所におかれているかどうかもわかりません。
僕の適所は中国地方でしょうか?あるいは近畿地方でしょうか?
わかりません。岡山に「さよ奈良」する日は来るのでしょうか?



わかりません…(笑)

PN:ピン奈良


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