2011年8月8日月曜日

ゆとり

8月5日~7日にかけて、第33回在日本朝鮮初級学校学生中央サッカー大会が大阪府堺市にある<Jグリーン堺>で行われました。

U-12をUPします。

初日
対 城北    0:0
対 東京第5 0:1 予選リーグ2位

2部リーグ
対 大阪福島 1:2
対 福岡    0:1
対 生野B   1:0 1勝2敗で準決勝進出ならず

3日目(練習試合)
対 京都第3・滋賀 2:0

6年生にとって最後の中央大会。
今年度が始まり、去年程の迫力がかけるチーム状態で、最初に挑んだ大会であるフレンドリーカップでは大敗を喫し、この先どうなるのやらと不安が先立ちましたが、何とかチーム状態を向上させ、今大会に挑めることが出来ました。

猛暑のなか、持っている力を全て出し切ろうと必死にボールを追いかける姿を見ながら、毎年子供達のパワーの偉大さを痛感させられます。

ただ今年は、非常に反省し、後悔することが多かった大会でした。

何よりも自分自身モットーとして「飴10、鞭1」と掲げてきましたが、この期間鞭が多かったです。すごくピリピリしていたと思います。

中央大会なので、結果は大事です。しかしそればかりに集中し、子供達のやる気をを潰してしまったときも多々あったと思います。

特に今年は合同での試合、練習が計画通りいかず、チームを作り上げる時間が少なく、とても焦ってました。そのなかで四国のハッセン達に対する指導が、おさえつけるようになっていました。

中央大会なので試合に出られない場合もあります。しかしその前の段階でどれほど子供達にチャンスを与え、やる気をださせたのだろうかと自問自答してみると、決してそうとは言えません。

監督自身に子供達に接するうえでゆとりがなく、いつもピリピリしている、子供達も試合で頑張ろうとする反面、失敗したらどうしようとおどおどして試合に臨む。こんなのでは勝てるわけがありません。

ミスはだれでもします。ただそれを認め、励ますゆとりが指導者になければ子供達は育ちません。

最後の練習試合の後半は5年生チームで挑みました。(何点くらうのだろうか?)正直こんな気持ちがなかったと言えば嘘になります。

しかし子供達はとても生き生きとし、はつらつとプレーし、普段試合にあまり出られない3人の選手でボールつなぎ、1点を入れたのでした。試合後アシストをした四国のリョンジンと、得点した四国のヒョンジンを褒めたときの二人の表情を、忘れることができません。
(注;決して双子ではありません。)

本当に自分の不甲斐なさ、指導力不足を痛感させられた大会でした。



今大会最後になる6年生!本当にスゴヘッソヨ!!
チームを引っ張ろうと、とても努力しましたね。
キャプテンとしてチームをまとめようと努力し、体を張って守ってくれたイルフィ!
中盤で誰よりも走り、声を出しながらチームを盛り上げたチャンウォン!
前線でゴールに向かって走り続け、最後に得点してくれたスンリョン!

又、四国の6年生二人も本当に頑張りました。
右サイドをかけあがり、相手に驚異を与えたチス!
最終ラインを体を張って守り、正確につなげたくれたテサ!

本当に、本当にスゴヘッソヨ!!

又、3年間ハッセン達の成長を共に見守り、何不自由なくサッカーが出来るよう、物心両面で尽くしてくださった保護者ヨロブン!チョンマル スゴハショッスムニダ。

次は中四国九州大会、もっと気持ちを盛り上げ、打倒広島!打倒福岡!!


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