2013年8月5日月曜日

必死さ(愛媛遠征Bチーム)

8月3日(土)~4日(日)にかけて愛媛県松山市にある、レインボーハイランドにて合宿を行いました。

今回の合宿は3年前から広島朝高サッカー部後援会からの幇助やバックアップがあり始まりました。
この愛媛合宿は岡山・四国だけではなく、広島初級部サッカー部も参加し、中四国地方のウリハッキョが集まって行います。
もちろんウリハッキョのチームだけではなく、日本のクラブチームも参加し最終確認、及び追い込みをかける合宿です。

Bチーム
初日目
対 トレーフル 3‐7
対 キッズ   1‐9
対 広島朝鮮 0‐12

二日目
対 トレーフル 3‐4
対 キッズ   4‐8
対 広島朝鮮 2‐4

総評
二日間とてもいいグラウンドで試合をすることができました。



二日間とも暑かったんですが、子供たちは一生懸命走っていました。
また少しずつドリブル、パスの判断が良くなってきています。あとは鳥取、愛媛と芝のグラウンドでやってきた成果なのかキックの精度や速度、威力が前よりも上がったように思われます。

しかし、暑い中だとどうしても30分間走ることのできる選手が少ないのが現状です。
考えてみれば3、4年生とおして暑い中で試合をするのは今回がみんなはじめてです。(クラブチームでは経験しているトンムもいると思いますがウリハッキョのチームでははじめてです。)

もちろん体力がある、ないの問題はあると思いますが、チームが負けていても、苦しい時でも必死に頑張る選手と、そうでない選手の意識がはっきりとわかれて出てしまったと思いました。
それは今回スコアにも反映されたと思います。

初日の全試合と二日目の2試合目は選手交代をしても出場して3分ですでに足が止まる選手が多くなり、均衡していたスコアも一気に大差をつけられる展開になるのがほとんどでした。

しかし、ラストの広島戦は今までとは違いました。みんながしっかり走って必死に頑張っていました。
ラストの広島戦は前半0-3で負けていたんですが、後半は2-1で勝ちました。
子供たちも幼いなりに必死で頑張る必要性をすこしでも感じてくれたらと思います。
幼いので暑い条件下で走れる体力をつけるというのはこれからの課題ですが、苦しい時でも、負けていても、必死に頑張るということは幼い時から意識付けする必要があるなと、つくづく感じる合宿でした。

今回は3年生のリ・ジョンファンが一番よく走っていました。
長距離走などは得意ではないと思いますが、サッカーになるとよく走ります。
二日目の広島戦も自陣から右サイドに流れたボールを必死に追いつき、右サイドを約25メートル駆け上がり、センタリングを上げ得点するきっかけを作り出しました。
(多分30~35メートルは全力で走ったと思います。)
また、ピンチになると右サイド、左サイド関係なく体を張ってディフェンスしに走ります。


最後に初日の夕食は愛媛の有名焼肉店トラジのお肉でバーベキューを行いました。

ここでも中四国のウリハッキョに通うトンム同士で交流を深めることができました。

今回の合宿のために色々手伝っていただいた四国の同胞達、そして毎年この愛媛合宿にいろんな幇助をしてくれる広島朝高サッカー部後援会のヨロブン。

チョンマルロ コマッスンミダ!

そして、グランド整備から試合を組むまで色んなことしてくれたキン・テリョン先生をはじめとする四国の先生や学生達。

スゴハショッスンミダ!

鳥取から始まり愛媛を経て今週はついに大阪で行われるコマチュック大会です。
中四国地方の全同胞達から支えてもらって行うことができたと言っても過言ではないこの鳥取~愛媛遠征もすべてはこの時のためです。

中四国地方の同胞達に支えていただいたことを胸に刻み、コマチュックに臨みます。
Bチームの目標はただ一つです。
「必死に頑張る!あきらめない!」
もちろん結果も大事だとは思いますが、これを成し遂げてこそ、この子たちの今後につながると思います。

これからも応援よろしくお願いします。


0 件のコメント:

コメントを投稿