今回はファイナルピンナラジュニア杯もあり、僕が久しぶに4、5年生の試合を見ることになったので、その詳細をアップします。
初日
対 オオタFC 3-2
対 葦高FC 0-7
対 ルシールFC 0-8
1勝2敗で4位グループに入りました。
ここしばらく3年生のチームについていたので4、5年生を久しぶりに見ていろいろ思うことがありました。
まず、良かった点は、個人個人が以前より頑張っているすがたが見えました。以前見たときよりも個人の走る量が増えていたり、ボールをしっかり回そうとする意識が芽生えていたなと思いました。
失敗はあるかもしれませんが、しっかり相手を見てボールをつなごうとする意識がだいぶ芽生えてきたと思いました。
試合中も試合前のアップも負けたくないという気持ちが出るのはいいことだなと思いました。
しかし、今回4、5年生を見て自分なりに見えた課題がありました。4、5年生は中四国大会前から四国の金大龍先生が指導していたので、僕がここで何か言うのもおこがましいかもしれませんが、これから子供たちが、もう一段階成長するために見えたものがありました。
それは5年生の役割です。
技術的にうんぬんというわけではなく、競った試合から点数を入れられ始めた時の役割が5年生に足りないと思いました。
今の4、5年生チームはこれからの新チームとなり、そこに4年生が加わり、来年度のチームになっていくのですが、それを見据えた上で5年生の課題が見えた部分がありました。
5年生のプレーを見ていると、競っているときや、有利な試合の時にはいい声もだし、励ましたり、チームを鼓舞する声も出るんですが、それが相手との差が突き出すと、ミスしたチームメイトに対する叱責をしだしたり、イライラが募ってプレーが雑になったり、あるいは追いかけられるボールを途中で諦めたりする場面が何度かありました。
もちろん、ミスに対する叱責が悪いとは言いませんが、それは時と場合、そして言い方にによると思います。
4、5年生チームがこれからもう一つ強くなるためには、技術的にももちろんそうですが、精神的にも強くならなければいけないと思いました。
チームが良い状態(勝ってる試合や、優位な状況)でチームを鼓舞するのはある意味、自然の流れでできる部分もあると思います。
またチームが悪い状況(負けている場合や、不利な状況)で、ミスしたチームメイトを叱責したり、批判してしまうのも自然な流れかもしれません。
しかし不利な時こそチームを鼓舞し、「チームメイトのミスをカバーしてやるんだ」という強い気持ちを持ち、誰よりも諦めずに体を張ってプレーするぐらいの選手に5年生がなって欲しいと思いました。
ここ何ヶ月間チームを見ていない僕がこんなことを課題にあげるのはおこがましいかもしれませんが、大差で負ける試合が多かっただけにこういう課題が見えたかもしれません。
そういう選手になるようにこれからも指導していきたいと思いました。
朴長徳
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