今回の遠征の目的は、
①ウリハッキョがない地方の同胞達に、ウリハッキョの素晴らしさを伝え、勇気と力を与えることによって、これからウリハッキョで少しでも多くの児童、生徒達を迎える土台を作る。
(ウリハッキョにはピンナラ寮があり、鳥取、島根、香川の子供達が2年前まで暮らしていました。)
②子供達が常に感謝の気持ちを持って、ウリハッセンらしく礼儀正しく生活をする。
③中央大会までのラストスパートとしての第一歩を成果的に終える。
でした。
まずは結果をUPします。
初日
U-12 U-10
対 松江南 1-2 対 山蹴 9-0
対 セリオ 0-5 対 セリオ 6-1
対 斐川 1-2
対 安来 0-1
二日目
Uー12 U-10
対 安来 0-2 1-2
対 松江南 0-2 0-0
対 斐川 0-0 0-2
二日間を通じ感じたことは、今遠征を成功させるために鳥取青商会をはじめ、多くの同胞達が熱い気持ちを持って準備をしてくださったということです。
ハッセン達が何不自由なくサッカーが出来るよう、誠心誠意を尽くしてくださいました。
飲み物も溢れるほど頂きました。(遠征後にも関わらず、まだ10ケース以上残っています。)
夕食も焼き肉をご馳走してくださいました。
そして何よりも感動したことは、子供達をホームステイさせて下さったことです。
青商会会長をはじめ、6人の幹事達が子供達を振り分けて泊めてくださいました。ユニホームの洗濯から朝食の準備までしてくださり、本当に至れり尽くせりでした。
それに比べて結果が良くなかったことが非常に残念です。点数を入れられる度、「まだ大丈夫!取り返せる!!」と常に子供達を勇気づけようと、励まして下さった同胞達に比べ、盛り上げる声を自ら出せず、下を向いたままでいるハッセン達の姿に、自分自身のふがいなさや指導力不足を痛感する次第でした。
今遠征は自分自身にとっても、大きな意味を持つものでした。なぜなら自分自身が鳥取出身であり、山陰初中の卒業生だからです。何十年ぶりあった先輩や後輩、またそのアボジやオモニ達……。まるで昔に戻ったようでした。少しでも力になれればと意気込んでいましたが、ハッキョがない中必死に頑張っている姿を通じ、逆に力をもらいました。
夜も遅くまで話しました。時が止まったよう楽しい時間でもありましたが、やはりハッキョの大切さを痛感させられました。
ハッキョがない中、同胞コミュニティーを復活させようと必死に頑張っている先輩、後輩達の姿。
それはまるで「ハッキョは必ず守れよ!」と言っているようでした。
本当に力になりました。
二日間本当にコマッスムニダ!!
当初の目標は大いに達成されたと思います。
これはこれからの山陰と岡山との交流の第一歩です。第2弾、第3弾とサッカー以外でも交流を深め、山陰地方の同胞達に夢と希望を与えられるハッセンを育てられるように、日々精進していきます!!
鳥取青商会 シン・チャンホ会長 |
許
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