4月21,22日にかけて、近畿地方初級学校学生サッカー大会が、兵庫県伊丹市の河川敷グランドで行われました。
結果
本選
対 東大阪
4:1 リ・レオ、カン・ヒョグ、リ・チャンス2
対 西播 1:4 リ・チャンス
対 生野 0:3
本選2部トーナメントへ
対 京都第2・滋賀 0:0 (PK3:1)
2部準決勝
対 広島 1:2 チェ・ユリョン
育成
対 京都第2・滋賀 0:2
対 神戸 0:1
育成4部トーナメントへ
対 京都 0:4
対 広島
3:2 リ・ヒョウンジン(四国)、ウン・スンテ、オウンゴール
今大会はタイトルの通り収穫の多い大会でした。
今大会6年生が7人いる中、全員を本選に入れるべきか否か非常に悩みました。
実際3月までは6年生全員を本選で戦わせる方向で考えていましたが、彼・彼女らにとって当たり前のように本選で戦うと言うことが、これからの成長に多いな妨げになると思い、5年生を主体としたチーム編成をしました。
競争が人を成長させる。人数が充分いるこの環境を効果的に活用するには、競争意識を皆が持ち、切磋琢磨しあうことが大切だと思い、チーム編成を組み替えました。
実際大会では結果こそいまいちですが、あらゆる収穫がありました。
①まずは初戦、劣勢に立たされながらも、走り負けせず果敢に立ち向かい、見事な逆転的を演じました。これには周りもビックリ!岡山・四国強いぞと警戒されました。
2,3戦目は見事にやられましたが、それがかえって良かったと思います。この敗戦は自信がうぬぼれに変わる前に、自分たちの不甲斐なさを気づかせるに充分でした。(監督自身も)
相手はほぼ6年生。スピード、パワーはうちが全て劣っていました。その中どのように戦うのかを考えさせられた大会でもありました。
②次にコマチュックに向けて、今年度のレベルを肌で感じることが出来たことがとても良かったですね。予選で強いチームと出来たこと、その中でさほど差はない、頑張れば勝てるという気持ちが出来たのは、これからのチーム作りにおいて非常に大きな収穫です。
③最後に6年生がとても成長したことですね。特にキャプテンであるハ・ユヒ選手はキャプテンシーを存分に発揮し、チームを引っ張りました。まずはプレーで周囲を驚かせました。初日の生野戦、顔面でボールを受け、周りが心配する中、一人笑みを浮かべ「大丈夫です!」と、後半戦鼻に詰めた大きなティッシュを真っ赤に染めながら、体を張ってディフェンスしていました。この試合彼女がいなかったら、もう3点は食らってました。もうブログでも彼女ではなく、彼と書きたいくらい男らしかった(?)です。
コマチュックに向けて収穫の大きかったこの大会。勝負はこれからの3ヶ月です。
より強く、よりたくましくチームが成長できるよう、もっともっと研究を重ね、コマチュックではあっと驚くパフォーマンスが出来るよう、日々精進していきます。
許正英